ダウンタイムを抑え、徐々に変化
動きによって生じる表情じわを改善
発達した筋肉の働きとボリュームを抑える
過剰な発汗を抑える
A型ボツリヌストキシンは、精製された神経毒素タンパク質です。目的の筋肉へ注入すると、神経筋接合部でのアセチルコリン放出を一時的に抑え、筋肉の収縮を弱めます。
額、目尻、眉間、鼻根などの表情じわに使用できるほか、発達した咬筋、僧帽筋、ふくらはぎの筋肉の働きを抑え、輪郭を整える治療にも用いられます。変化や持続期間は、施術部位、投与量、筋肉の強さ、個人の反応によって異なります。
エラ縮小(咬筋)
表情じわ
僧帽筋の輪郭調整
美容目的では、額、眉間、鼻根、目尻、あごの表情じわ、エラ縮小や下顔面の輪郭調整、過度な小鼻の動き、僧帽筋やふくらはぎのボリューム調整などに使用されます。医療目的では、局所多汗症や発汗に伴うわきのにおいの改善に用いられる場合があります。適応と投与量は解剖や機能によって異なります。
表情じわや筋肉のボリューム調整では、一般的に約3~6か月が目安です。施術部位、投与量、筋肉の強さ、代謝、過去の治療頻度、個人の反応によって異なります。
筋肉の強さに対して投与量が少ない、目的の筋肉に合った位置へ注入されていない、悩みの主な原因が筋肉ではなく脂肪や骨格である、といった可能性があります。まれに、繰り返しの治療後に反応が弱くなることもあります。製剤の保管、取り扱い、正規性も重要です。追加治療や製剤変更の前に、資格を持つ医師が診断、時期、投与量、製剤を再評価します。
注入位置や投与量が、解剖、筋肉の強さ、残したい動きに合っていない場合は、不自然に見えることがあります。当院では表情を診察し、必要に応じて少量ずつ分散して注入します。慎重に施術しても、一時的な左右差、重さ、意図しない筋力低下が起こる可能性があるため、事前に説明を受けてください。
ボツリヌストキシンは筋肉の収縮を一時的に弱めます。効果が薄れると筋肉の動きは徐々に戻り、表情じわも再び現れます。治療を中止したことで、通常よりしわが悪化するわけではなく、施術前に近い動きへ徐々に戻ります。
使用する製剤や成分にアレルギーがある方、注射部位に感染や炎症がある方、重症筋無力症など一部の神経筋疾患がある方は、施術を受けられない場合があります。妊娠中・授乳中は一般的に治療を避けます。持病、薬、サプリメント、特に神経筋伝達に影響する薬はすべて医師へお伝えください。処方されているアスピリンや抗凝固薬は、処方医に相談せず自己判断で中止しないでください。
施術部位に応じたクリニックの指示に従ってください。一般的には、注射部位を強くこすったり揉んだりせず、最初の24時間は激しい運動を避けます。数時間は横にならないことや、一定期間フェイシャル施術、過度な加温、サウナ、スチームルーム、水泳を避けるよう案内する場合もあります。咬筋への注射後は、食事や活動について医師から受けた指示に従ってください。
一時的な内出血、赤み、腫れ、圧痛、頭痛、局所の筋力低下、左右差、重さ、表情の変化などが起こることがあります。部位によっては周囲の筋肉に作用し、まぶたや眉の下垂、噛みにくさなどの機能変化が出る可能性があります。まれに作用が広がり、全身の筋力低下、飲み込みにくさ、話しにくさ、呼吸のしにくさが生じることがあります。このような症状がある場合は、直ちに医療機関を受診してください。
本文は参考情報です。実際の治療は個々の状態に応じて医師が判断します。効果やリスクには個人差があるため、専門医に相談し、医師の指示に従ってください。